ぶたさんが目を覚ますと、会場には誰もいませんでした。 どれくらいの時間がたったのか、なにがどうなったのか、まるで記憶がありません。 がらんどうの中、痛む頭を抑えてぶたさんが立ち上がると、会場のすみに見知った後ろ姿を見つけました。