きらきら、
さらさら。



まるで教室の太陽
そんなありきたりな例えなんか出来ないくらいの眩しさ。



休み時間って、うるさいよ。
でも、貴方だけ見てると、時が止まっちゃったみたいになって―……






「ゆいっ」

背後の声と同時に抱きつかれる感触。



「どうしたの、ひな」





友人のひな。
ひなはいつも明るくて

クラスの中心に
いるような子。

私とは大違いで。



「何-??また悠斗くんの事見てるの??」



「ち、ちが…」



「分かりやすいなぁ!!可愛いっ」



ひなはいつもこうやって
暗い私を笑わせてくれる。