しばらくして、はるかは起きた。

「もう朝の10時だ! 勉強しなきゃ…」

「今日は、勉強やめといたら?」

「駿にぃ…。だって時間ないから」

「じゃあ、12時までな。約束できるか?」
「うん」

「絶対に午後からは駄目だからな」

「わかった」

すぐに勉強を始めた。