「ご、ごめんなさいっ…ヒック…」


うーぜー。


「大丈夫だって!誰にでも失敗はあるよ」


「そうそう!もう一回皆でがんばろっ」


口々に慰めの言葉を発すヤロー共。

ポイント稼ごうとしてんじゃねーよ。


「でもっ…ヒック…あたしの責任だし、一人で何とかするよ」


そして、当事者の女はさっきからずーっと泣いている。


は?まじで一人でできると思ってんの?

無理に決まってんだろ。


「本当にごめんなさいっ…ヒック…」


大学のゼミなんか、仲いい奴と同じの選んだだけ。


めんどくさいことをするのも考えるのも、俺は大嫌いなんだよ!


「……うぜー」