「ん…」


眩しい…。



あれ?



今何時?



そう思って部屋を見渡すと、もう時計は11時半を指していた。



あちゃー…


寝過ごした。



まだ時差ぼけが残ってるかも…。





あれ?



ここ…



喜人さんの家じゃん!!




やばいっ!!



でももう喜人さんはいなかった。



もうお店の方に行っちゃったのか…。



「おはよ。沙弥起きた?」



「え?喜人さん?…あ、おはようございます!あの、お店は?」