珠妃に会うのが怖かった。 あの後、なかなか起きなかった珠妃を、俺は珠妃の家に連れていった。 『おめでとう。…珠妃もやっと義務を全う出来るようになったのね、ありがとう。』 珠妃のお母さんに頭を下げるとそう言われた。