"他と違う" 言われなくても本当は分かってた 分かってたけど、気付きたく無くて、知られたくなくて 心の隅っこに閉まってたんだ 厳重な鍵を掛けて だから、"どこまで走れば息が切れるのか"なんて言いながらも本気で走らなかった 走ってるつもりだったけど、知らない間にブレーキを掛けてた 他と違うって事を知らされたくないから 大切な人達が遠ざかって行かないように 無意識のうちに