あれから数日経ち、今からおじい様の
所に向かおうとしている。


もちろん優衣穂をつれて。


「優衣穂、大丈夫か?」

「う、うん。大丈夫かな。
  
 緊張しすぎてちょっと
 冷や汗出てきてるけど・・。」

「大丈夫だ。
 
 俺が一緒なんだから
 心配すんな。」

「うん。頼りにしてるよ。」

「おうよ。
 任せとけ。」
と言ったものの・・・。


内心ドキドキしている俺。