――…♪♪~ さっきから、何回目? 真ちゃんから、ずっと着信がきてる。 だけど私は、出る気にもなれない。 泣いて、泣いて、目は腫れるわ、声は枯れるわ…。 本当、最悪。 「自業自得だよね」 鏡に映る、ヒドイ顔の自分を見て、呆れるしかない。 「この電話が、シュウちゃんからだったらいいのに…」 携帯を見つめていると、また涙が溢れてきた。