朝、他の園児とは違った沈んだ顔で、バスから降りる理央奈。


理央奈は、1日中園児達からの無視に耐えなければならないからだ。




「今日もおままごとしよーよ!」


「うん!」


他の園児達が元気よく遊ぶ中、理央奈は1人園庭のはじっこで砂遊びをしていた。




いつもどうりの日の、はずだった。


そう、あの帰りのバスの時間までは…ー。