ケータイ小説 野いちご

汚れた天使

†闇の住人
傷痕


















車を走らせること数分。






ようやく俺の住む都内のマンションに到着した。





高く聳えるマンションを見上げながら莉奈は改めてその高さに驚いていた。





オートロックを解除して莉奈の手を引きながらエレベーターに乗り込んだ。






「お邪魔しまーす…」




玄関の扉を開けて、遠慮しながら部屋の中を覗く莉奈を中に案内した。







リビングのソファーに莉奈を座らせて温かいコーヒーを煎れて手渡した。




「…ありがとう」




大事そうに両手で持ちながら飲んでいる莉奈の隣で俺は静かに煙草の火を点けた。





















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