「おい総司。てめぇなんで余計なモノも拾ってきたんだ。」 そう言って僕に罵声を浴びせるのが、新撰組・副長の土方歳三だ。 そんな僕を余所に新八さんと左之さんは桜ちゃんを囲んで話し込んでいる。 「この変な女の子、誰かと思えば昨日の……」 「桜ちゃん…でしょ。」 「そうそう…桜!!」 土方さんが急に頭をボリボリとかいた。 「はぁ…ったく、今日はもう遅いからこいつの処遇は明日の朝にするぞ。」