ケータイ小説 野いちご

rain×rain【完】

第三章【時代は動き出す】
一睡の夢




「高杉…私はあの時、どうしたらよかったんだ?」



あの事件の夜、私は対馬邸にいた。



騒ぎに気づき、駆けつけようとした時に私は大島友之允に止められた。


私はその時に思いとどまってしまったんだ

私もその会合に参加する長州の藩士だったと言うのに…!!




「今さらどう悔やもうが何も変わりゃあしねぇさ…」



同じ長州藩士、高杉晋作はキセルをふかしながらに言った。



そうは言ってもどこかやりきれない思いが捨てられない。












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