僕が泣くなんてね。



僕にも涙はあったことを知ったよ。



泣いたのは、どれくらいぶりかな。



子供の頃の記憶にも残っていないな。



こんな風に涙を流す僕を見られたら、



君に笑われちゃうかもしれないね。



けどさ、それでもいいんだ。



もう少し……あと少しの間だけ、



涙は止まりそうもないから。



君のことを想って泣いていたいんだ。