「おい、キスさせろよ」 「イヤ。」 ‥‥‥。 「おい、キスさせろって」 「イ・ヤ。」 ‥‥‥。 「コレまだ消えねんだけど」 ウォルフは自分の頬を指差しながら顔を寄せてくる。 「イヤだってば!」 それは、ここ一週間ほどずっと続いてる押し問答。