「ちょっと何でおいてくのよ!1人で帰ったのよ昨日!!」
「何よ勝手に私連れ出して勝手に男の人話してくて私を離らかせたくせに」
「そっ、それもそうだけど…」
「もうそうゆうのやめて。私美結と距離置く。じゃあね」
「ちょっと!!」

何よ。大体美結が悪いんじゃない。
信じらんない。もう一生縁繋がない。



「笹野さん」
誰?私が顔を確認したら
ゲ。相手は田鹿君だった

「はい。ケータイ落ちてたよ。」
あ、私が昨日おいてきちゃったケータイ。
拾ってきてくれたんだ。
「あっ…ありがとう…」
「いえいえ。
 …………。登録しといたから」

「はぁっ!?何勝手に…!!」
見事に登録されてる…悠って…
「言っとくけどお前彼女だからね?じゃあ」
ふざけんな!誰があんたの彼女に…

「あ、そうそう。」
何かを思い出したように言いだした。
「この暗い俺とヤりたいんだよねセック…」
「うるさい!だまれぇ!!!」
規制させた。何コイツ調子乗り過ぎ。

「フフッ分かったよじゃあね」
と言いながら廊下を歩いていた。すぐ元気な男子どもが寄り添い
「田鹿ぁ~マジお前キモイよ?キモイ。」
いじめですか…まぁあんな性格だしなぁ…