愛羅Side


空には太陽。

窓から太陽の光が差し込めている。

それでもあたしは布団から出ないんだ。

出ないどころか寝たふりをする。



タッタッ..タッタッ..


ほら、きたよ。

あたしの愛するひと。



ガチャ


「愛羅ーっ、起きなさーい。」


愛するひとの声。



「もうちょっと…」


「だーめ。起きなさーい。」



そう言って、あなたは布団を奪う。


「寒い…。」


「じゃあ、起きなさい。」



あたしは渋々起き上がる。



「パパ…おはよ…」


「んー。おはよ」