「......ん」

ベッドの上で布団に包まった
陽希がモゾモゾと動いた。


ヤバッ、起しちゃったかな!?

でも陽希はスーーっと寝息をたてて寝ていた。




....良かったぁ。
ホッと胸を撫で下ろし、部屋の中をキョロキョロと見わたした。



.....全っ然ゴチャゴチャしてない。


って言うか部屋が広いよ!!
あたしの部屋の3倍くらい!?

しかも、シンプル is the ベストだし。


必要なものは全部そろってあるし...
TVもあるし、冷蔵庫もあるし..


この部屋で十分住めるよ....。





あたしは陽希のところまで行き、座った。


.....寝顔、可愛い。

なんだろう...


いつもは大人びた感じの容姿なのに
寝てる時は幼い面影があるような...


って言うか、この寝顔知ってる....??


なわけないよね!!きっと気のせいだ。





陽希って、やっぱりイケメンだよね。
色っぽい...



「....ん。陽....菜??」


陽希の目が少し開いて
あたしをとらえた。