ケータイ小説 野いちご

キミだけをずっと

Episode 2



(( 近づく距離 ))


「おーい、席に着け〜」



教室に担任の先生が入ってきた。


みんなが一斉に自分の席に着き始める。


私も自分の席に着いた。



「え〜、体育祭のことなんだが…」



この学校では9月に体育祭がある。


担任は体育祭の種目割をHRにしだした。



黒板には「綱引き」「100m走」「二人三脚」など、数種類の競技を学級委員が書いていった。



高校3年、今年で最後の体育祭。いい思い出作らないとね。



すると学級委員が



「ちなみに今年から二人三脚は男女一組になりました。」



'え〜‘と一斉にブーイングが起こった。



どうしよう…何に出ようかな。


机に両腕を肘をついて黒板を見ていると



「愛美、一緒にやろうよ!」



隣の席の大樹から二人三脚に誘ってきた。





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