ケータイ小説 野いちご

嘘つきな彼女

第1章
尚くんの恋


「ただいま~」


「お帰りなさい。今日はあるんでしょ?」


「うん。撮影なんだ。雑誌の表紙に載せてくれるんだって」


「あら、すごいじゃない!」


「へへ。着替えて来るね」



雑誌の表紙なんて初めてだし、こんな機会もう二度とないかもしれない。



いつもよりキレイにしなくちゃ。



持っている服を頭に巡らせながら、階段をのぼる。

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