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恋愛の意味

第2章
蓮斗くんって!! ~美蘭side~

 今日から新学期。
 学校なんてホントは行きたくない。


「ねぇ、美蘭。ちょっといい?」
 そう言ってきたのは、親友の有村 詩織(ありむら しおり)。
「うん。何?」


「あのさぁ、美蘭。この前の夜、和泉 蓮斗って人と一緒に帰ってなかった?」
「うん。帰ってたケド・・・」
「やっぱり!」
「詩織、蓮斗くんの事知ってるの?」
「知ってるの?って・・・。知らないワケないじゃん!」
 ぇ?知らないワケって・・・。
 どういう意味?


「和泉くんは、和泉財閥の御曹司だよ?ニュースとか雑誌にも載ってるじゃん!」
 へぇ。そうなんだ。
 蓮斗君ってそんなにすごい人なんだ・・・。
「知らなかった・・・」
「でもさ、美蘭が何で和泉くんと帰ってたワケ?」
 それ、聞いちゃうんだ・・・。
「まぁ、いろいろあってね・・・」
「そっか」
 それ以上、詩織は何も言ってこなかった・・・。
 

 この時、詩織の気持ちに気づいてあげられなくてごめんね?



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