ケータイ小説 野いちご

恋愛の意味

第2章
軽蔑しない友達

~美蘭side~
「みっらちゃーん♡」
「何?」
「何で公園なんかにいたの?」
 ぇ・・・。言ったほうがいいのかなぁ?
 ってか、嵐くんって正直ウザい。
 まぁ、ホントのこと言ったら、私のことなんか軽蔑して少しはおとなしくなるよね・・・?
「私、さっきレディースを脱退してきたの。それで、たくさん殴られたりしたから公園の水道で体あらってたの」
「「ぇ・・・」」
 ほら・・・ね。
 2人とも目をみひらいてる。
「軽蔑したでしょ」
 私が笑ってそう言うと、
「別に軽蔑なんかしねぇよ」
「蓮斗くん・・・どぉして・・・?」
「俺ら、ヤンキーだったからって軽蔑しねーから。ね、嵐」
「うん!美蘭ちゃんは、もう僕たちのお友らちだよ☆」
「嵐くん・・・」

 私、ホントに嬉しかった。
 みんな、軽蔑すると思ってたから・・・。

「なぁ。美蘭・・・。おまえんち、後どんくらい?」
「すぐそこだよ・・・」
 ・・・って!ヤバい!!
 今、家に兄貴たちいる。会わしていいのかなぁ・・・。会わせないほうがいいよね!
「ねぇ。もうすぐそこだからココでいいよ?」

~蓮斗side~
「ねぇ。もうすぐそこだからココでいいよ?」
は・・・?
「いや、家まで送るって」
「でも・・・。本当にいいから!」
美蘭、なんかあわててねぇか?
何か理由あんのか?
「ねぇ美蘭ちゃん。家に誰かいるの?」
「ぇっ!!」
Niceだな。嵐!
「えっと・・・兄貴達いるんだ・・・」
 へぇ。兄弟いるんだ。会ってみてぇ!
「美蘭。兄貴達に会わせろ」
 ためしに言ってみた。
「ムリ!!」
「はぁ?何で?」
「兄貴達は、超ヤンキーだから!」
 それでもいいのに・・・。
「とにかく、今日はムリ!」
 ん・・・?今日は?ってことは・・・
「じゃぁ、また〝今度″な?」
「ぇ・・・。うん」
「じゃーな美蘭。」
「またね☆美蘭ちゃん♪」
「うん・・・。バイバイ」

 また・・・会えるよな・・・?


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