真っ暗な道を走った。
引きとめる田代君の声が遠くになっていく。
今逢いたい……
あなたに逢いたい……
もうそれしか考えられなかった。
空には星がキラキラと輝いていたんだ。
その星が滲んで見えたのはきっとわたしが泣いてるからなんだろうね。
幸せにしてもらいたいなんて思わない。
ふたりで寄り添っていられるならそれがわたしの幸せ。
ねぇ。
屋上からのあの空も。
空と海がひとつに見えたあの景色も。
レモン味のkissも。
あなたじゃないとダメなんだ。
わたし、チャラ男のあなたにこんなにも恋してる。
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