ケータイ小説 野いちご

白虎連合最終章

seasonⅢ
兄弟






始業式から数日。




特に何の変化無し。

学校もいつも通り。




ただ変わったことと言えば、









「尚輝くんは将来夢あるん?」


「ぜーんぜん、遊んでたいしー」


「高校卒業したら仕事する俺に嫌みけ?」


「黒澤も遊んだらー?」


「うっせ」








尚輝が普通に私の前に現れるくらい。





昼休み中の教室。

外は寒いから教室でパンを食べていたのだけれども。




紫織と悠介、そして尚輝の会話を私はただ見ているだけ。

無表情かつ冷静に。








「ゆいさーんっ、今日の集会何時からにしますー?」


「いつも通りに」


「わかりやしたーっ」







そして龍も今この教室にいるから気を張ってしまう。

隣でウキウキしててくれてるからまだ助かってるけど。




思えば龍って尚輝に対して敵視していない。

気付くの遅かったって後悔したのは最近やし。







めちゃめちゃ教室から出たいです。









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