「ただいま~!」

今日も平和に学校を終えて帰ったあたし。


出迎えてくれるのは、あたしのお兄ちゃん

橘 蓮哉(タチバナレンヤ)

大学1年生だ。

「おかえり、鈴華今日早くね?」


「そう?」


「まぁ…いいけど。
ってか今日夕飯作るの面倒だから、食べに行かない?」