8月の夏休み真っ只中。



今日は登校日というものがあるらしく仕方なく学校へ向かう。



幼なじみを迎えに行くのが学校のある日の日課だ。


暑い…
夏の日差しはやっぱり苦手だ。


ピンポーン


インターホンを鳴らして出てくるのを待つ。


自分の家から歩いて3分ほどの距離なのに疲れ切ってる俺って…



ガチャっ、


「葵おはよー!あれ、髪切った?」



「伸びた」