ケータイ小説 野いちご

恋海-私と彼の恋の伝説-

第1章
★綺麗な髪 棗side


棗side


「棗、この子が皐月ちゃんよ。親戚の。」


すると、オレの前には薄い茶髪で少し小柄な子がいた。

だけど、人形のように無表情で、綺麗だけど。


物足りない。



「七海 皐月です。これからよろしく。」


挨拶する顔もすら表情を見せない。


いや、見せてくれない。



「オレは棗。佐々木 棗。たぶん同じクラスになると思うからこれからよろしく。」


オレも彼女に応えるように挨拶をした。


そのオレの表情すら無表情だったらしいが。



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