ケータイ小説 野いちご

先輩と後輩。

桜の季節。
軽い復讐



若原陸(わかはら りく)というらしい。
建吾の後輩で、高一にも関わらず先輩よりテニスがうまいらしい。
最も、俺にはかなわないけどな。・・・と建吾はいう。
そしてあのルックス。つかあの顔なのにあたしより背が高いからムカつく。


またテニス部にイケメンが増えたということだ。


それはさておき今日は月曜日。

何故か早く目が覚めたあたしは、特にやることがないからいつもより早く学校に行くことにした。

「ん?あれは・・・」
ちょうど5メートルぐらい先の家からでてきた男の子は・・・

若原陸だった。

先日散々、建吾におしおきされた彼だが・・・。
正直まだあたしはあの事故を気にしている。

という事で・・・彼にささやかな復讐をしたいと思います!


「おーい!!若原陸ー」
「げっ、桜井・・・先輩」
「げっ、て何よ」
自転車を手にしてるあたり彼は自転車登校らしいな。

「ここで会ったのも何かの縁って事で、ケツ乗らして!」
「俺、朝練あるんスけど!」
おろおろする若原陸。
わーかわいい。もっといじめたくなってきた。

「ねーお願い!あたしケツこの前痛めて歩くの痛いの!」
「うっ・・・昨日はすみませんでしたー。・・・乗ってくださーい」
わー優しい。
この子実はいい子なんじゃない?
「ありがとう♪」
「へーい」

今日のささやかな復讐は終わり。
明日はどんな事しようかなー。

そうです。あたしは根にもつ子なんです。


「先輩」
「ん??なんだい??」


「先輩ってけっこう重いっスね」


カチーン。
頭にきた!!

「若原陸。明日も2ケツよろしく」
「そんな・・・!あんまりッスよ!」
「いたいけな女子に重いとは何だ!重いとは!」
「揺らさないで下さいよー!」

< 6/ 16 >