ケータイ小説 野いちご

S.S.P.  学校警護係

File.08

私は今、心ここにあらずといった感じだ。
あの事件から3日が経つ。
陸、大丈夫かな…?
みさは、おじいちゃんにかまってほしくてあんなことを始めたらしい。
なんとも単純な理由。
みさがそんなだなんて、意外だな。
でも、これで大きな事件はおさまったよね…。
「ぼーっとしてんじゃねーぞ?」
係長が私の頭を丸めた資料で叩いた。
痛い…。
私は係長を軽く睨んだ。
「おいおい、上司を睨むな。今、依子が総監のお孫さんの取り調べをしている。」
「そうなんですか。都築さんは?いないんですけど…。」
そう。今日の朝から。
もしや、サボリ?
と、私は踏んでいる。
「あいつか?街でナンパでもしてるんじゃないか?」
ナ、ナンパ…。
なんてお気楽な…。
警視庁、そんな人を雇っていいのか。

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