およそ6時間後
ギルは目が覚めた。

「やっぱりない…か」

バッグの中を調べたものの
キラーライセンスだけが
なかった。

(金銭目的じゃないのか?
いや、確かライセンスは
高く売れるはず…。
くそー!ライセンスを紛失した場合どうなるんだ?)

「にしても
フツー生かしとくか?

俺だったら殺すけどね

あームカつく!」

ギルはライセンスを奪われたショックと傷つけられたプライドで苛々していた。

「おい そこの あんた
大丈夫…じゃなさそうだな?。」

小屋の裏に目をやると
ボロボロになっていた
女がいた。