ケータイ小説 野いちご

逢いたい…。【実話】

‡三十一章‡
冷酷

カチャン……



パパは

まだ帰っていなかった。



【まだTUNといるの?

それとも…警察なの…

ズキッ……何してんのよ…

何考えてんのよ…グスン】



パパに対するイライラが

爆発する。




朝はまさか…


こんな事になるなんて思

いもしなかった。



【ぁぁ…あたしのせいだ

あたしがもっとパパの

様子に気付いていれば…

グスグス…ゴメンネ…ゴメンネ】



何も出来ない自分が悔し

くて悲しい。



カチャン……



ガチャガチャ!!!



【ビクン!!ビクビク…

帰ってきた…ドクドク…】



あたしの心臓の鼓動が激

しくなる。



「ただいま~」



いつもと同じ

何事もなかったような顔

であたしを見るパパ。



【カチン…信じらんない…

よく…そんな平然と…

ズキン……いられるね…】




あたしの憎しみと苦しみ

が増していく――――






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