「ゼェ…ゼェ、秀…兄…」 俺は助けをいつものように求めてしまった。また、入院するはめになるかもしれないのに…
案の定、俺の副担任兼兄貴の秀兄が来て俺に大丈夫か?と言いながら、病院に連れて行こうとする。
俺はイヤだと抵抗したが、息も苦しく力が入らない為、すぐに連れて行かれた。