ケータイ小説 野いちご

完◆ ぐだぐだ

1 愛娘


私はまだ中3で、子供を産んだことがないから分からないけど。

そりゃあ赤ちゃんが産まれた瞬間って凄いんだろうな。

愛しいだろうし、感動しただろうし。

何より新しい生命の誕生だよ、神秘じゃん。


お母さんもお父さんも、14年間私を大切にしてくれている。

よく分かるし感謝している。大好きだ。



でも1つだけ納得できない。

この件に関しては親を恨みたくなる。もう呪いたくなる。いや、既に恨んで呪っているかもしれない。

たちまち私の性格が真っ黒に染まるんだ。

もう一人の私が現れちゃう、……大袈裟かな。







私は自分の名前が大嫌い―――







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