気持ちが通じ合ってから一ヶ月、あたしらは前よりもずっと仲が良くなった。

それよりももっと、たくさんの愛に包まれて。



こんな幸せないってぐらい、あたしは幸せ。

祐介に出逢えたからこそ分かったこと、感じたこと、思ったこと。


数え切れないぐらい、いっぱいいっぱいに溢れてる。

ありがとうって、そんな言葉では言い表せないぐらい。




祐介、大好きやで。





奈美「あ、紅茶入れるな!」

祐介「僕やるで!」

奈美「良いって、待っててや?」





自分がやると立ち上がる祐介に笑顔を残してキッチンに向かう。

棚からマグカップを3つ取り出す。



最後のマグカップを台に移動させてる時やった。



-ガシャン!