「ありがとう、理緒。」 渡したチャームと招待状を嬉しそうに見てくれる由優を見るだけで癒される。 良かった…、喜んでくれて。 ホッと心の中で安堵しながら、由優を見つめていると、不意に視線が俺に向けられた。 「ど、どうしたんだ?」 ドキッと心臓が飛び跳ねる。 多分、由優は自覚ないんだろうが、突然澄みきった瞳で真っ直ぐに見つめられるのは、かなりヤバイ…。 一応、俺も男だし… 押し倒したくなるんだけど…。