部屋をノックして入ると、由優も着替えを終えて、ベッドに潜りこんでいた。 「理緒…、それにお母さん…。」 体を起こした由優はニコリと笑顔を見せてくれた。 白地でピンクのドット柄のパジャマを着ている由優にドキドキせずにはいられない。 手に持っているお皿が、急激に速くなる鼓動で震えないように堪えた。