理緒とのドキドキしっぱなしの夕食を済ませると、いつの間にかbrilliant treeを見に行く時間が迫ってきていた。
「そろそろ出ようか。19時からだもんな。」
「そうだね…。」
お店にある時計を二人で見ながら、コートを羽織って支度を調えた。
マフラーを巻き終えると、理緒は先に立ち上がって、私に手をスッと差し伸べる。
さり気なく気遣ってくれるところが、カッコよくて…
その優しさに甘えられる私は、すごく幸せ者だな…って感じるんだ。
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