「ここが、青龍溜まり場か。
……普通だな」







青龍入りが決定した、翌日の放課後。


私は、青龍溜まり場へと訪れた。




今日は、学校サボって寝てたんだ。





それにしても、やけに静かだな……。




青龍溜まり場は、物音1つしない。


外には誰もいないのがわかる。





中に足を進めて、建物の扉を開けて中に入るけど、やっぱり中にも誰もいなかった。






どっかの族と抗争しに行ってる……?






そんなことが頭を掠めたが、すぐにそんな考えも否定された。




だって、抗争していたら、私の耳にも入るはずだから。






それに、さっき二階で物音が聞こえたし。