【羽亜サイド】

なにいまの!

ハンバーグの話をしたら飛び付いた!

ハンバーグ、好きなのかな?

絶対に作ってあげよ!

ファー

欠伸が出た。

「眠くなった?」

「え?…ぁぁ、少し眠くなってきたかな?」

「ご飯食べたしね…お昼寝する?」

「いいの?」

「うん。隣の部屋が俺達の寮だから。」

「そうなの!?繋がってるんだぁ〜」

へぇ〜じゃぁ、パジャマのままで授業受けられるじゃん!

「前、トラブルがおきてね、だから特別室と同じ場所にしたんだって」

「そうだったんだ。私達の力?は凄いんだね!」

「まあ、凄いって言ったら凄いんだけどさ、特別なこととかしないから、すごいとも言えないんだよ。」

「そうだよね。」

「ほら、寝室行こ!」

「あ…うん。早く寝よう!」

「俺、眠くないから、寝ていいよ!」

「ほんとに!じゃ、ねまーす。おやすみなさい。時間になったら起こしてね。」