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近づくたびに、


あたしも知らない自分がそこに。















棚の上の整理が終わったあたしは、


そのまま窓に寄りかかって、センセイの手元を見ていた。



淡く、


薄く、


センセイは、上手にイロを乗せていく。



何も無い場所に、キレイに。