◆◇◆◇ 近づくたびに、 あたしも知らない自分がそこに。 ・ ・ ・ ・ 棚の上の整理が終わったあたしは、 そのまま窓に寄りかかって、センセイの手元を見ていた。 淡く、 薄く、 センセイは、上手にイロを乗せていく。 何も無い場所に、キレイに。