(ヤベェ…車2台か…

結構いそうだな…)


「さっきはよくもやってくれたなコノヤロ〜!!」


ボボボボボ…


ヤン車のマフラーの音が響く。


車は坂を登ってきている。


「テメェ一人かコラァ!!」


『俺一人で十分だボケ!!』


「強がってんじゃねぇぞゴラァ!!」


車からも男達が降りてきた。


(8人も居んのかよ…)


「他の二人も呼んで来いや!!」


『不細工なツラで話しかけてんじゃねぇよテメェ!!』


「あ゙ぁ!?ブッ殺すぞ!!」


『口喧嘩しにきたんじゃねぇんだろ!?

ゴチャゴチャ言ってねぇで、かかって来いや!!』


「ガキがぁ!!」


二人が修斗に殴りかかる。


一人を交わし、もう一人の腹をブン殴った。


「グハッ!!」


そして倒れた男の顔を蹴り上げた。


グシャッ


『一人終わりぃ!!』


「こ、コノヤロ〜!!汗"」


「ブッ殺すぞぉ!!」


男達は一斉に襲いかかってくる。


修斗は逃げながら男達を殴り、蹴り一人ずつ狙っていった。


「そっち行ったぞ!!」


「おぉ!!」


最初は善戦した修斗だったが、一人で戦うにはさすがに8人は多かった。