◆~春妃said~◆


ゴトゴト汽車に揺れてやっと着いた海。



すごい綺麗な場所。

『すっげー綺麗じゃん!フユすげえな』


『別に。ホテル代はいらないから存分に楽しんでいきなよ』



フユの知り合いの人が経営しているホテルらしく、ただで宿泊できるらしい。


『なあ、アキ?元気なくね?』

「そんなことないよ」



昨日アキと買い物に行ったとき、自分の気持ちを言ったんだ。

協力してくれるって言ったし、




この旅行でフユといっぱい思い出作りたいな。