ケータイ小説 野いちご

カラダだけでも愛して

2:輪−yubiwa−



カレカノが手を繋いでる姿をみて胸が苦しくなる。



あたしたちは外でデートしたことなんかない。



あたしたちにとってデートとはカラダを繋げること。



愛の印はキスマーク。



プレゼントなんてほどとおい。



そしてまた………



「いらっしゃい!」



直矢の部屋に上がる。



笑顔で向かえてくれる直矢。



あなたはどういう気持ちであたしを部屋に上げてるの?



今日はリビングじゃなくすぐベットルームに。



そしてあたしをぎゅっと抱きしめる直矢。



この人のぬくもりを感じるとやっぱり好きだと実感する。



あたしの頬に直矢の手が触れたとき………

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