ピンポーン


復讐計画実行、当日。


あたしはある家のインターホンを押した。



「どちら~?」


寝間着姿でドアを開けたのはユキナ。


「うーっす。御機嫌麗しゅう?」


「・・・・。」


ユキナは閉まりかかった目をパッチリと開きあたし全体を見回す。


これでも一応、服装はちゃんと決めてきたんだから☆



「ファッションセンスは良いと思うけど首から上がダメだね。」


「それをユキナに…」


「いいから入って。」



ユキナはドアを開き、部屋に案内してくれた。


そう、ファッションで困った時はユキナ様に頼むのが一番!