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「……きろ」

「……?」



「……椎、起きろ」

「……なにー……」



「……腕、限界来た」

「……え……?」


目を開けると、眉間に軽くシワを寄せてる淨弥が居た。




「わっ!ご、ごめんっ!!」


あたしは飛び上がって、謝った。




「……いや、そんなにあわてなくても大丈夫だけど。
ごめんな。もうちょっと寝かせたかったけど、腕がやばくて」


淨弥は苦笑しながら起き上がった。