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彼は甘くてほろ苦い

赤ちゃん

吉沢実優、友達の夏希からすごい相談受けました。

―――休み時間
「実優、ちょっと相談したいことがあるんだけど・・・」
え、夏希が??
いつもあたしに相談することなんてないからあたしはビックリしていた。
けどこのビックリなんかまだまだ軽い。
本当にビックリするのはこれから。
「うん。あたしに相談なんてめずらしいね?」
「うん・・・。実優にしか相談できなくて・・・」
「そっか。で、どうしたの??」
「ここじゃ言いづらいから、昼休み屋上行こ?」
なんだろう。
夏希のあの真剣な顔。
なんか嫌な予感がする。


「じゃあ実優。行こっか」
夏希がお弁当を持ってあたしのところに来る。
「うん!!お腹減っちゃった」

そして屋上に着き、夏希といろんな話をした。
そして本題。
「あのね・・・実優。ビックリしないでほしいんだけど・・・」
「どーしたの??」
「あたし・・・できちゃったみたい・・・」
「何が??」
「赤ちゃん・・・」
「・・・ええ!?!?!?なななななな夏希に赤ちゃん!?!?」
「ちょっと!!ビックリしないでって言ったでしょ!?」
「ごっごめん・・・つい・・・」
「でね?あたしは産みたいんだけど、親には言ってないし、翔太(ショウタ)にも言ってないの・・・」
翔太は夏希の彼氏。
「翔太くんにも言ってないの!?・・・まずは翔太くんにちゃんと言いな?」
「うん・・・けど1人で言うのは怖くて・・・。実優も一緒に居てくれないかな?」
「あたしはいいよ?夏希が居てほしいんならいるよ」
「ありがと・・・。じゃあ教室戻ろっか」


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