「あそこだ!」


街中に佇む巨大な双頭の騎士…

魔将ベリゴールだ!


「こないだの奴と同じタイプのアクマか?
なら俺のゼタンで!」

長船を雷堂が制した。

「待て、ここはビェルで行く。
同じタイプに見えても、同じ能力のアクマとは限らない。

だから遠距離から空戦を仕掛けて牽制してみる。
セーラ!!」

「分かったわ!」


星羅は、雷堂の意見を素直に受け入れた。

(へぇ、リーダーっぽい意見を言うようになったじゃない。
てっきり『カムドで行く』って言い出すかと思ったけど)


星羅はスロットルを全開にして加速し、叫んだ!

「メタモリュージョン!
サイバリオー・ビェル!!」


ガシュイィィィ!!


   ↓
 →甲乙
   丙

流麗なフォルムを持つ、女性型のロボット…

「サイバリオー・ビェル、
参上!!」