朝の柔らかい日差しが窓から差し込む

大学生ともなりゃ時間に融通が効くせいか目覚ましなんかセットせんで心行くまでのんびり眠りたいのだが、そんな淡い思いを木っ端微塵に打ち砕くごとき悪鬼が軽やかな足音とともに近付く

まだ夢の中のあたしは自らにふりかかる事件の存在をまだ知らない

そう…あたしは、まだ夢の中