ケータイ小説 野いちご

真冬の恋人

◇白い季節







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あれから一年が経った。



「真帆子、マフラーしていきなさい」


「はーい」


制服の上からコートを羽織り、首に白いマフラーを巻き付ける。


「いってらっしゃい」


「行ってきます」


外に出ると、うっすらと雪が積もっていた。


ザクザクと地面を踏みしめながら、学校までの道のりを一人歩く。




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