「隼人!お弁当できた?」

「待て!上手くタコにならんのっ」

「よーちえんじじゃあるまいし、タコウインナーなんて…」

「ただのウインナーじゃねぇぞ」

「ったく…時間ないから早く!」

「よし!出来たぞ」


「じゃ行ってきまーす」

「おい、何あるんだ」

「合唱団の練習。クリスマス公演に向けて練習中でーす」

「おー」

「あっ、いけない。行ってくる!!」




美紅は歌が好きで隼人の元へ来てから合唱団に入団した。
普通の人では歌えない、外国語の曲を平気で歌ってた。